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介護リフォーム

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介護リフォームのポイント

ご家族の介護を自宅で行うための介護の負担を減らしたり、介護される方が少しでも自立し、安心して家の中で生活出来るための住まいの改修が、「介護リフォーム」です。毎日の暮らしの中でわずかな段差や階段の上り下りは、つまずき、転倒の原因になり、大変危険です。手すりの取り付けにより、体の重心を安定させ、楽に上り下りや移動を出来るようにしたり、段差や床の滑りを解消する事で、転倒を未然に防ぎ、安心して生活する事が出来ます。リフォームをする前に、まずは現状の住まいがどうなっているかを正確に把握する事が大切です。お客様ひとりひとりのお住まいのお悩み、生活する上で不都合なところや危ないところを一緒に考え的確なアドバイスをさせて頂きながら、リフォームを進めて行きます。

介護リフォーム3つのメリット

その1.事故の予防
例えば急な階段や敷居などのちょっとした段差でも転落や転倒の引き金になります。それが原因で骨折し、寝たきりになるなどの事態も招きかねません。介護リフォームでこうした部位をリフォームすることで事故を予防できます。
 
その2.自立度のアップ
介護リフォームによって「自分でできることが増える」ことで、日常の行動範囲が広がり、健康的な生活を維持することができます。
 
その3.介助者に心身のゆとり
動きにくい間取りや使い勝手の悪い設備は介助する人に、肉体的・精神的負担をかけます。介助のしやすい介護リフォームを施すことで、介助者に心身の負担を軽くすることができます。

介護保険・助成金をリフォームに活用

介護保険が工事費用の9割を支給『高齢者住宅改修費用助成制度』
介護が必要となった場合、住まいのバリアフリー化は緊急課題です。そのために要介護者または要支援者がバリアフリー工事を実施する場合に、介護保険により20万円を限度として、その費用の9割が支給されます。『高齢者住宅改修費用助成制度』を利用して介護リフォームを進めましょう。
 
<受給対象者および助成額>
受給に関して以下の条件を満たす方が対象になります。
・要介護認定で「要支援・要介護」と認定されていること
・改修する住宅の住所が被保険者証の住所と同一で、本人が実際に居住していること
・助成額の限度は工事費用最高20万円(支給額18万円) *工事費の9割を支給

介護保険・助成金をリフォームに活用

この制度により給付が受けられる住宅改修工事には、以下の種類があります。
 
■手すりの取り付け
廊下、便所、浴室、玄関等の転倒予防、若しくは移動又は移乗動作に資することを目的として設置するもの。手すりの形状は二段式、縦付け、横付け等適切なものとする。(適用除外:福祉用具貸与に該当する手すりの設置)
 
■段差の解消
居室、廊下、便所、浴室、玄関等の各室間の床の段差を解消するための住宅改修をいい、具体的には敷居を低くする工事、スロープを取り付ける工事、浴室の床のかさ上げ等とする。(適用除外:昇降機、リフト、段差解消機等動力により床段差を解消する機器を設置する工事/福祉用具貸与に該当するスロープの設置/福祉用具購入に該当する浴室用すのこの設置)
 
■滑りの防止及び移動の円滑化のための床材の変更
居室においては畳敷から板製床材、ビニル系床材等への変更。浴室においては床材の滑りにくいものへの変更
 
■引き戸等への扉の取り替え
開き戸を引き戸、折り戸、アコーディオンカーテン等に取り替えるといった扉全体の取り替えのほか、ドアノブの変更、戸車の設置等も含む。(適用除外:引き戸等への扉の取り替えに合わせて自動ドアとした場合の、自動ドアの動力部分の設置)
 
■洋式便器等への便器の取替え
和式便器を洋式便器に取替える。暖房便座・洗浄機能等が付加されている洋式便器への取替えは可。(適用除外:洋式便器から洋式便器への取替え/非水洗和式便器から水洗洋式便器または簡易水洗便器に取替える場合の当該工事のうち水洗化また簡易水洗化の部分)
 
■その他、下記の1から5の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
(1)手すりの取り付けのための壁の下地補強
(2)浴室の段差解消(浴室の床のかさ上げ)に伴う給排水設備工事
(3)床材の変更のための下地の補強や根太(床板を支える横木)の補強
(4)扉の取替えに伴う壁又は柱の改修工事
(5)便器の取替えに伴う給排水設備工事(水洗化又は簡易水洗化に係るものを除く)便器の取替えに伴う床材の変更等

将来に備えた介護リフォーム

リフォームを二度しないでいいように普通のリフォームは美観や使いやすさなどがリフォームのキーになりますが、介護リフォーム(バリアフリーリフォーム)にとっても、住みやすさの向上・快適性の向上という視点では同じです。
また介護リフォームといえばついつい高齢者のことを考えてしまいますが、ケガや病気などをされた場合や妊婦の方にも、介護リフォームされた家は実に使い勝手のいい快適な家だと実感されるでしょう。リフォームをするなら「介護リフォーム」と考えておくことも大切です。
 
手すりの設置はいつでもできるようにしておく
 
今すぐ介護リフォームするつもりはないという場合でも「手すりの下地補強」をしておくことをおすすめします。いざというとき簡単に、スマートに手すりを設置することができます。
手すりには、
■横手すり : 歩く時の支えとなる
■縦手すり : 立ち上がる時などに引き寄せる役目を果たす
という役目がありますが、それに合わせて下地補強を行っておくとどんな場合も対応が可能です。
浴室・トイレは早めに手すりを設置
水回りは転倒事故が集中する場所ですので、早めに手すりを設置しておきたいものです。特に浴室・トイレの手すりは、年齢に関係なく手すりの設置を行いましょう。手すりにもさまざまな材質・デザインのものが用意されていますので、住まいに合ったものを選べば雰囲気を壊すこともありません。
介護リフォームは「いつか必要になる」ものではなく「誰でも快適に過ごせるようになる」ものです。家をリフォームしようと思い立った時、ちょっと将来を見渡してみて、賢くムダのないリフォームをお考えください。

介護リフォーム事例

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